課題名 | 放牧と林床環境が下草の群落構造に及ぼす影響の解明 |
---|---|
課題番号 | 2002002434 |
研究機関名 |
農業技術研究機構 |
研究分担 |
農業技術研究機構 近畿中国四国農業研究センター 畜産草地部 草地飼料作物研究室 |
研究期間 | 新規2002~2002 |
年度 | 2002 |
摘要 | 疎開林等の放牧において、シバを含めた林床植生の群落構造は、主に放牧圧、光強度、土壌硬度によって規定されることが明らかになった。鬱閉した林床では植物種が少なく、特に草本種の出現頻度が極めて低かった。間伐によって林床の光条件が改善されると、木本類、草本類ともに出現頻度が高まる傾向が認められた。一方、シバ草地は光環境が良好でも放牧圧の上昇と土壌硬度の低下によって植物種数は減少し、また、その組成は草本種のみに片寄ることを認めた。間伐処理区で種数や種多様性が高まったのは、草本種と木本種の両方が生育できる中庸な環境条件下にあったためと推察された。 |
カテゴリ | 低コスト 肉牛 繁殖性改善 ひえ 光条件 |