課題名 | ウメの自家和合性等の品種育成のための交雑実生の獲得 |
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課題番号 | 2002002521 |
研究機関名 |
農業技術研究機構 |
研究分担 |
農業技術研究機構 果樹研究所 遺伝育種部 核果類育種研究室 |
研究期間 | 新規2002~2002 |
年度 | 2002 |
摘要 | 自家和合性遺伝子をホモに持つ「剣先」や、稔性回復遺伝子をホモに、自家和合性遺伝子をヘテロに持つ「織姫」などの品種を用いた18組合せ4743花の交雑を行い、269個体を得た。結実した交雑実生については果実調査等の結果に基づき120個体を淘汰した。また、花粉稔性について調査を行った結果、「加賀地蔵」*「月知梅」及び「加賀地蔵」*「ウメ筑波7号」では稔性が回復する実生が分離するが、「加賀地蔵」*「改良内田梅」及び「加賀地蔵」*「MM-38-16」では稔性が回復する実生が得られなかった。これまでの花粉稔性調査の結果と合わせ、ウメの雄性不稔性は核・細胞質型雄性不稔性であることを明らかにした。 |
カテゴリ | 育種 うめ 収量向上 低コスト 品種 |