課題名 | 土着天敵群を用いたハダニ類・鱗翅目類等害虫の防除を核とした総合防除技術の確立 |
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課題番号 | 2002002546 |
研究機関名 |
農業技術研究機構 |
研究分担 |
農業技術研究機構 果樹研究所 生産環境部 虫害研究室 |
研究期間 | 新規2002~2002 |
年度 | 2002 |
摘要 | ナシの重要害虫であるハダニ類と土着天敵類との相互作用を明らかにした。すなわち、無農薬園、殺虫剤無散布園、慣行防除園など薬剤の散布体系が異なるナシ園間で、ハダニ類及びカブリダニ類の種構成は大きく異なったのに対し、捕食性昆虫類では薬剤散布体系の違いが種構成に及ぼす影響は小さかった。捕食性昆虫類のキアシクロヒメテントウ等は主にオウトウハダニやナミハダニに有効な天敵であったが、ヒメハダニカブリケシハネカクシはどのハダニ種にも同程度に有効であった。さらに、ハダニ加害植物由来の匂い物質の天敵類誘引効果について調査し、有効性が示唆された。 |
カテゴリ | 病害虫 おうとう 害虫 環境負荷低減 総合防除技術 土着天敵 農薬 フェロモン 防除 薬剤 |