課題名 | ルーメン微生物の生態系制御のための特定因子の遺伝子等の探索 |
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課題番号 | 2002002598 |
研究機関名 |
農業技術研究機構 |
研究分担 |
農業技術研究機構 畜産草地研究所 家畜生理栄養部 消化管微生物研究室 |
研究期間 | 新規2002~2002 |
年度 | 2002 |
摘要 | i)ルーメン細菌から情報伝達物質(AI-2)とその生合成に関連する遺伝子を検出し、微生物生態の形成にこの物質が関与している可能性を示した。ii)ルーメン細菌の増殖促進や阻害に関連するアミノ酸を明らかにした。iii)PCR法を用いた細菌の定量法によってルーメン微生物叢の変化を定量化することを可能とした。iv)世界的に用いられている人工ルーメンの仕様の統一を図り、それを用いて、飼料の分解が進んだ段階でも組換え遺伝子あるいはその産物である蛋白質の断片が検出しうる可能性を示した。v)ルーメンプロトゾアゲノム中の機能遺伝子の部分配列(EST)を数多く収集してライブラリを構築するとともに、プロトゾアのコドン(アミノ酸を特定する塩基配列)使用率が細菌や真菌と異なることを示した。 |
カテゴリ | 管理技術 |