課題名 | 真核微生物における分化制御機構の解明 |
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課題番号 | 2002002990 |
研究機関名 |
食品総合研究所 |
研究分担 |
食品総合研究所 生物機能開発部 細胞機能研究室 |
研究期間 | 継続2001~2005 |
年度 | 2002 |
摘要 | アフラトキシン(AF)遺伝子クラスターの中で機能が明らかとなっていない遺伝子について、大腸菌及び酵母の遺伝子発現系を利用して発現させ、得られた酵素の機能を検討した。その結果、2種の遺伝子について活性を有する酵素の遺伝子発現が可能となった、また、AF生合成経路の中で異なる2カ所の反応を触媒する酵素について、遺伝子変異を導入することで酵素機能の部分的破壊に成功した。さらに、ピリチアミン耐性遺伝子を用いてAspergillus parasiticusの形質転換系を構築した。このシステムを利用し、アフラトキシン生合成酵素遺伝子であるvbs遺伝子の部分破壊を試み、アフラトキシン中間体の蓄積変異株の作出に成功するなど、種々の選択マーカーの検討と、広範囲の遺伝子破壊に用いる破壊ベクターの構築を行った。 |
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