二酸化炭素の濃度上昇がアジアのコメ生産性に及ぼす影響のモデル化

課題名 二酸化炭素の濃度上昇がアジアのコメ生産性に及ぼす影響のモデル化
課題番号 2002002837
研究機関名 農業環境技術研究所
研究分担 農業環境技術研究所 地球環境部 気象研究グループ 生態系影響ユニット
研究期間 継続2001~2005
年度 2002
摘要 イネの生産に及ぼす大気CO2増加の影響を予測するモデル開発のために、高CO2濃度によるイネの生長量増加に及ぼす窒素追肥の影響について実験を行った。窒素追肥直後の乾物重増加速度は対照区(350 ppm)及び高CO2濃度区(650 ppm)ともに120%(=2.2倍)増加したが、その後は3-0.5%の増加にとどまった。この時の葉の窒素濃度も追肥後大きく増加したが、その後次第に低下した。群落光合成モデルによる解析により、追肥に伴う乾物増加率の変動は主に葉窒素量の変化に支配されていることがわかった(主要成果 22;図12)。一方、大気CO2増加がイネ群落の蒸発散に及ぼす影響では、中国FACE実験圃場の水稲群落での微気象と熱収支観測から、水蒸気輸送に関する水稲群落の気孔コンダクタンスを解析した。高CO2濃度区では、通常大気CO2区に比べてコンダクタンスが10%程度低下(気孔の閉鎖)したが、その一方、葉温は上昇した。このことは、高CO2濃度に対する個葉の気孔反応は、群落の水利用(蒸散)変化よりも植物周辺の高温・乾燥化(葉温の上昇)を促すことを意味する。
カテゴリ 乾燥 水稲 輸送

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