酵素・機能性タンパク質など生物学的に重要なタンパク質のＸ線解析法による立体構造の解明と蛋白工学的手法による機能の解析

• 課題番号: 2002002705
• 研究機関名: 農業生物資源研究所
• 研究分担: 農業生物資源研究所 植物生命科学研究部門 生体高分子研究グループ 蛋白機能研究チーム; 農業生物資源研究所 植物生命科学研究所 生体高分子研究グループ 蛋白機能研究チーム
• 研究期間: 継続2001～2002
• 年度: 2002
• 摘要: 熱安定性に関わるアルファ－アミラーゼ変異体を作製してきたが、今回はX線解析のための大量発現、精製を試み、一部の変異体について結晶が得られた。イネアルファ－ガラクトシダーゼについては、分解能1.9オングストロームＡで構造決定した。構造はアルファ/ベータバレルモチーフをしていることが明らかになった。また、種々の蛇毒由来タンパク質のX線解析を行い、3種類の立体構造を明らかにし、機能との関係について考察した。一方、中性子線解析のための重水素化タンパク質の大量発現、精製、結晶化を8種類のタンパク質について試み、フラビンモノムクレオチド結合タンパク質に関しては結晶化に成功した。
• カテゴリ: 機能性