課題名 |
ウシ、ブタの脳定位固定装置等の開発および大脳皮質並びに視床下部調節機能の解析 |
課題番号 |
2002002725 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所
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研究分担 |
農業生物資源研究所 動物生命科学研究部門 生体機能研究グループ 動物脳神経機能研究チーム
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研究期間 |
継続2001~2002 |
年度 |
2002 |
摘要 |
ウシの脳定位固定装置ならびに視床下部へのカニューレ挿入法を改良して、無麻酔下でより正確に正中隆起からのGHRH(成長ホルモン放出ホルモン)等の分泌動態やGH分泌調節因子の効果を調べることが可能となった。ブタの第3脳室にカニューレを留置して、ストレス発症に関わるCRH(副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン)を無麻酔下で第3脳室内に投与することにより、副腎皮質からのコルチゾール分泌が増大することを見出した。 非拘束安静状態でブタににおい刺激を与えると脳波の周波数分布が大きく変化し、海馬由来と考えられる周波数帯域も影響を受けることを見出した。そのため、海馬の電位を直接計測・解析する手法を検証した。嗅粘膜におけるにおい受容機構を解析するための嗅細胞分離法をほぼ確立した。
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カテゴリ |
馬
繁殖性改善
豚
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