課題名 |
C4光合成機能の利用による植物の光合成機能の改良の試み |
課題番号 |
2002002751 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所
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研究分担 |
農業生物資源研究所 植物生命科学研究部門 生理機能研究グループ 光合成研究チーム
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研究期間 |
継続2001~2002 |
年度 |
2002 |
摘要 |
13年度交配で作出したPEPC+PPDKイネ(F1)6系統の自殖後代より、5系統についてはF2ホモ系統を、PPDK含量の低い2系統についてはF3ホモ系統を得た。これら2系統について遺伝子導入効率を検討し、PPDK含量の低減によって比較的妥当な効率で遺伝子が導入できることを確認した。既に作出済みのPPDK含量の高いPEPC+PPDKイネ(PE2*PD259)にイネC3型NADP-ME遺伝子の導入を続行した。遺伝子導入効率が非常に低く、また再分化個体の生育率が低かったが、3個体の遺伝子導入イネを得、採種した。当初計画にはなかったが、4番目のC4光合成酵素、NADPリンゴ゛酸脱水素酵素(NADP-MDH)を導入することとし、遺伝子導入用プラスミドの構築とイネへの遺伝子導入に着手した。また、イネC3型NADP-MEの発現効率を高めるため新たなプラスミドを構築した。
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カテゴリ |
機能性
りんご
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