課題名 | 昆虫由来色素等の抽出・機能評価および新衣料素材の作出 |
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課題番号 | 2002002777 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
研究分担 |
農業生物資源研究所 動物生命科学研究部門 昆虫生産工学研究グループ 上席研究官1 農業生物資源研究所 動物生命科学研究部門 昆虫生産工学研究グループ 昆虫産生物利用研究チーム |
研究期間 | 継続2001~2002 |
年度 | 2002 |
摘要 | 紫根やウコンのように一部例外はあるが、多くの天然色素抽出物はヒメマルカツオブシムシの食害を著しく抑制阻止する効果があり、殆どの天然色素抽出物に共通して含まれる280nm付近に吸収をもつ水溶性の成分(物質)が、食害抑制の主たる原因との推察が得られた。また、ポリフェノール化合物のタンニン酸とエビカテキンは食害抑制と密接な関係があることや、タンニン酸、カテキン類の付着量が多いほど食害抑制効果が大きいことを見出した。超薄地絹織物(3-7匁目付け)の製織条件を見出し、超薄地絹織物の作出に成功した。さらに、熱分解性繊維との複合化により形態安定性に優れた織物として製織できることが確認された。また、既開発の太繊度用繰糸機は織物用からニット用までの多様な生糸作りが可能であることが認められた。 |
カテゴリ | うこん 加工 機能性 |