| 課題名 |
放置された育成林の動態予測と有用性・危急性解明 |
| 課題番号 |
2003004360 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所
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| 研究分担 |
森林総合研究所
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| 研究期間 |
継続2001~2005 |
| 年度 |
2003 |
| 摘要 |
放置された育成林の動態予測と有用性・危急性解明当年度の試験研究方法:1)宮崎県の白鳥国有林にある約40年生のスギ人工林(旧保育形式試験地)と約120年生の針広混交林において毎木・植生調査を行ない、両者の広葉樹類の個体密度および種組成を比較した。2)西南日本の32地点の気象台で記録された最長66年間の年最大瞬間風速のデータから各地点の強風の再現周期を推定し、風速ごとの再現周期の広域分布を解析した。3)九州の高海抜地域に多くみられる気象害による不成績造林地において毎木・植生調査を行い、1991年に行われた同様な調査結果と比較して、その林分構造と植生の変化を解析した。4)スギ造林地に定着した広葉樹を対象に、シカによる被食割合と被食形態を調査した。当年度の研究成果:1)間伐が行われたスギ人工林では植栽密度等の保育形式の違いは定着する稚樹量に大きく影響しないことを明らかにし、施業履歴に関する解析を完了した。これは、国有林と民有林の森林管理者が施業履歴によって有用樹の現況を簡易に把握することを可能にする。2)瞬間風速50m/s以上の強風頻度は北緯32.5度以南で高くなることを明らかにし、強風頻度に関する解析を完了した。これは、森林管理者が強風頻度の違いを施業計画に反映させる上で有効な情報となる。3)高海抜地域の不成績造林地は混交林に移行しつつあるが保護林に隣接する林分として多面的機能をより高度に発揮するためにはブナの定着促進が望ましいことを明らかにし、不成績造林地に関する解析を完了した。これは、適正に管理すれば不成績造林地が人工林施業と自然林の保全を両立させるモデルケースとなることを九州森林管理局に提言するものとなる。4)九州中央山地では稚樹に対するシカの選択性が更新樹種の構成に影響し始めている状況であることを明らかにした。これは、九州森林管理局が育成林へのシカの影響を予測する上で有効な情報となる。
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| カテゴリ |
管理システム
シカ
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