| 課題名 |
林木における不定胚経由の個体再生系の開発 |
| 課題番号 |
2003004444 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所
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| 研究分担 |
森林総合研究所
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| 研究期間 |
継続2001~2005 |
| 年度 |
2003 |
| 摘要 |
林木における不定胚経由の個体再生系の開発当年度の試験研究方法:スギ、ヒノキ、サワラ、クロマツ、アカマツ、ヤクタネゴヨウ、ベニバナトチノキ、マホガニーについて、不定胚誘導細胞の培養維持を行い、不定胚の成熟条件を検索した。さらにスギ、ヒノキ、クロマツ、アカマツについて新たに精英樹の未熟種子からの不定胚の誘導を試みた。有用遺伝子を導入したヒノキの再生を行い、形質転換したセイヨウハコヤナギの生育を調べた。森林植物では、メグスリノキの苗木の芽からの組織培養条件を検索し、チョウセンキバナアツモリソウやシラネアオイの不定胚の培養保存を行った。そして、培養保存での酸化防止剤の効果を検討した。当年度の研究成果:スギ、ヒノキ等で、EM培地を基本とし、アブシジン酸、ポリエチレングリコールと活性炭等を添加した不定胚の成熟培地を開発した。サワラやスギの不定胚の形成には、2,4-DとBAP含有培地が適しており、その後の増殖は暗下で100回転/分の旋回培養が適していた。ベニバナトチノキの不定胚培養では、アブシジン酸は0.5-1μMで成熟に促進的に作用した。本年度新たに針葉樹の不定胚形成細胞を誘導し、スギで177、ヒノキで147、クロマツで8、アカマツで2の不定胚形成細胞の系統を培養維持・増殖した。遺伝子銃法で、mpBI 121-ALS(変異型アセト乳酸合成)遺伝子を導入したヒノキを、グラスショート含有の選択培地にて培養し、シュートの発生と生存を認め、さらに発根培地にて植物体を再生した。アグロバクテリウム法で同じ遺伝子を導入した除草剤選択性の形質転換体のセイヨウハコヤナギを、隔離温室にて生育させ、健全な成長を確かめた。メグスリノキの冬芽を3月11日より4月24日まで、1週間おきに採取して表面殺菌を行った後、基本培地としてWPM(Woody Plant Medium)を用いた培地に移植して葉の展開を観察したところ、3月25日と4月10日に採取した材料のみから試験管内での芽吹きと葉の展開が観察された。半分の培地濃度のWPMに植物ホルモンとしてインドール酪酸とナフタレン酢酸を添加したものを用いたところ発根した。チョウセンキバナアツモリソウの培養組織とシラネアオイの不定胚を半年ごとの継代間隔で4年間の長期間に渡り培養保存することが可能であった。ヒノキのカルスを用いて、酸化防止剤BHA(ブチル-ヒドロキシ-アニソール)の効果を調べたところ、成長促進の効果は見られなかったが、培養14週後のカルス褐変防止の効果が10μM濃度で見られ、生存率が0から50%に上昇した。
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| カテゴリ |
病害虫
きく
除草剤
べにばな
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