中国、東北タイ等における窒素等の物質循環の解明

課題名 中国、東北タイ等における窒素等の物質循環の解明
課題番号 2003004256
研究機関名 国際農林水産業研究センター
研究分担 国際農林水産業研究センター 生産環境部
協力分担関係 中国農科院土壌肥料研究所
研究期間 継続2001~2005
年度 2003
摘要 環境負荷軽減対策については、中国の主要な穀倉地帯において、地域、集水域、圃場レベルでの窒素動態を評価した結果、畑地・水田ともにアンモニア揮散による環境負荷が特に大きいことを明らかにし、これらの環境負荷を肥効調節型肥料の適切な利用により軽減可能であることを定量的に示した。集約的なイネの二期作・三期作栽培が盛んなメコンデルタにおいては、稲ワラ堆肥6t/haを毎作施用することにより、化成肥料の施肥量をN、P、Kすべてについて60%減らしても収量が減少せず、化成肥料のみに依存した圃場より、いもち病による被害を抑制できることを明らかにした。また、養豚からの排泄物の有効利用を目指したビニール製バイオダイジェスターについては、農家試験により小規模養豚農家での有用性を実証した。低肥沃度地域の養分循環の実態解明については、養分供給能の低い砂質土壌が主体となっている東北タイと西アフリカのサヘル地域を対象として、土壌中の可溶性画分に存在する蛋白態窒素(PEON)に着目して研究を行った結果、対象地域の土壌にも有意な量のPEONが存在し、その量はNH4-N、NO3-Nと合わせると全窒素の約10%を占めており、有機物投入により、増加する傾向を確認した。サヘルにある研究対象サイトであるファカラ地域において、農民の土壌、土地利用・管理に関する情報を収集し体系的にまとめることで、農耕地の現状理解がなされ、各情報について、農民の認識度は高いことを明らかにした。
カテゴリ 肥料 いもち病 水田 施肥 土壌改良

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