課題名 | 土着天敵利用によるばれいしょ害虫防除技術の実証 |
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課題番号 | 2003003589 |
研究機関名 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 |
研究分担 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 北海道農業研究センター 生産環境部 虫害研究室 |
研究期間 | 新規2003~2003 |
年度 | 2003 |
摘要 | 供試品種において、殺虫剤無散布区でのワタアブラムシの発生は少なく、捕食性天敵により抑制されていることを解明した。また、アブラムシ以外の害虫が多発生することもなく、殺虫剤慣行散布区(4回散布)との間で株当たりイモ数・収量、1個当たり重、デンプン価に有意な差はないことを示し、殺虫剤無散布により土着天敵の働きを活かした、ばれいしょの減農薬栽培が可能であることを実証した。さらに6月下旬から8月中旬の生育期にはナミテントウなどの捕食性天敵が広範な草本・木本植物上で確認され、アブラムシ抑制のための天敵供給源が広範に存在することを解明した。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 寒地 管理技術 土着天敵 農薬 ばれいしょ 品種 防除 わた |