瀬戸内海における増養殖対象種の生物特性の解明

課題名 瀬戸内海における増養殖対象種の生物特性の解明
課題番号 2004005629
研究機関名 水産総合研究センター
研究分担 水産総合研究センター 瀬戸内海区水産研究所 生産環境部 資源増殖研究室
水産総合研究センター 瀬戸内海区水産研究所 生産環境部 藻場・干潟環境研究室
研究期間 継続2001~2005
年度 2004
摘要 ・ヒラメ放流魚では天然魚にはほとんどみられない生殖腺の異常や生殖腺重量の低下など、繁殖特性に関わる要因の異常が認められ、放流種苗が海域の再生産構造に負の影響を及ぼしている可能性があることを把握した。・アサリの再生産機構に重要な影響を及ぼす着底稚貝の移動分散に関わる因子である足糸タンパク質に対する抗体を作製し、この抗体を用いた室内実験で足糸の分泌条件を検討した結果、足糸の分泌は流れの条件よりも基質によって影響を受けることが判明した。また、放流種苗の有効利用の検討に必要な天然のアサリ着底稚貝及び着底場の環境要因の知見を得るため、九州から関東にかけてのいくつかの内湾域で調査を行い、十分量の着底稚貝サンプルが得られた高知県浦の内湾の試料を分析中である。これらをもとに、アサリの再生産機構の解明及び放流種苗の有効利用の検討を進めた。・成長・成熟の人為的抑制技術が養殖マガキに及ぼす生理的影響の判定手法として、抗体法によるマガキの成熟度判定により殻長約30mm以下でも卵の有無を確認できる方法を開発した。また、地方品種の有用形質及び遺伝特性の解明に係る知見・技術については、岡山選抜種苗が有用形質を持つこと、カルモジュリン遺伝子中に地方集団の識別に有望なマーカーがあることを成果として取りまとめた。
カテゴリ 繁殖性改善 品種

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