課題名 | 植物細胞壁多糖ラムノガラクツロナンIIの金属結合サイトの解明 |
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課題番号 | 2004004881 |
研究機関名 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 |
研究分担 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 九州沖縄農業研究センター 環境資源研究部 土壌資源利用研究室 |
研究期間 | 新規2004~2004 |
年度 | 2004 |
摘要 | i)植物の必須微量元素ホウ素は、ラムノガラクツロナンii(RG-II)に結合して細胞壁構造の安定化に寄与するが、そのときRG-IIには金属イオンも結合しホウ素とRG-IIの結合を安定化している。金属イオンの結合サイトは、ガラクツロン酸直鎖と複数の側鎖から形成されていることを明らかにした。ii)九州沖縄地域の農耕地土壌の乾燥に伴う硬化に及ぼすpHと交換性陽イオンの影響を調べた結果、pH上昇に伴う硬化の促進は、赤黄色土に特有であることを明らかにした。また、ジャーガル土壌にクリンカアッシュを混和してレタスをポット栽培したとき、本資材施用による重金属の集積は認められなかった。 |
カテゴリ | 乾燥 管理技術 くり レタス |