危害発生予知のための微生物検出手法の開発

課題名 危害発生予知のための微生物検出手法の開発
課題番号 2004005333
研究機関名 食品総合研究所
研究分担 食品総合研究所 企画調整部 食品衛生対策チーム
協力分担関係 国立衛研
都立衛研
お茶の水女子大学
大成ラミック
大阪大学遺伝情報センター
北陸先端大学
プリマハム(株)基礎研究所
ダイキン(株)環境研究所
株式会社日研生物医学研究所
アトー株式会社
研究期間 継続2001~2005
年度 2004
摘要 温度管理用インジケーターは、1週間安定に凍結保存できることが明らかとなった。またロール状に連包でセンサーを大量作成できる自動作成機および使用時にカットして対象食品に張り付けることができるようなカット・貼り付け機の試作に成功した(図参照)。インティミンやO157の反応性を検討し、非病原性大腸菌K-12株よりもO157に対して親和性を示すペプチドを得た。ヒトに病原性を示す12種のカンピロバクター菌株を収集し、全菌株の1.2kbの特定遺伝子領域を(ポリメラーゼ連鎖反応)PCR増幅できる共通プライマーを作成して、カンピロバクターの種間の進化系統樹を作成した。化学発光法による微生物活性測定法として、従来のものより高感度で保存性のよい検査試薬の開発と測定用緩衝液の改良により、O157、リステリアおよび黄色ブドウ球菌をそれぞれ特異的に増菌できる化学発光測定用の専用選択培地を開発した。独自に作製した顕微鏡保温箱中で、感熱ゲルにより定常期の大腸菌細胞を捕捉し、マイクロチャネル内で新鮮な培地を流しながら3時間培養し、細胞数が大幅に増加したことを確認できた。増殖期に応じて、特定のプロモータの発現量に対応する光強度が変化することも確認できた。
カテゴリ 温度管理 害虫

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