課題名 | 微生物及び植物の二次代謝物等が微生物の増殖に及ぼす影響の解析 |
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課題番号 | 2004005240 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所 |
研究分担 |
農業環境技術研究所 生物環境安全部 微生物機能ユニット |
協力分担関係 |
九州大学 茨城大 |
研究期間 | 継続2001~2005 |
年度 | 2004 |
摘要 | 1種類以上の抗菌物質を産生するPseudomonas属細菌株のコムギ立枯病の発病抑制は、根圏定着能や物質産生量との関係によって示唆された。拮抗細菌をビーズ化し土壌施用する方法やゲル化種子による拮抗細菌の固定は、種子への細菌懸濁液の直接処理に比べて、発病抑制効果が向上し、根圏への定着性を増強するために有効であることが示された。また、ダイズ根粒菌及び拮抗性Pseudomonas属細菌を対象として、それぞれ薬剤耐性遺伝子をマーカーとした挿入変異株、並びにそれらに対する選択分離培地を作製した。さらに、GFP(緑色蛍光たんぱく質)遺伝子マーカーを挿入した変異株を無菌コムギ種子に接種した結果、変異株は根部伸長に伴って根面を移行することが確認された。 |
カテゴリ | 大豆 立枯病 薬剤耐性 |