農地の利用形態と温室効果ガス等の発生要因の関係解明及び発生抑制技術の開発

課題名 農地の利用形態と温室効果ガス等の発生要因の関係解明及び発生抑制技術の開発
課題番号 2004005251
研究機関名 農業環境技術研究所
研究分担 農業環境技術研究所 地球環境部 温室効果ガスチーム
協力分担関係 農研機構
中国科学院南京土壌研
中国科学院瀋陽応用生態研
東京大学
酪農学園大学
ニューハンプシャー大
研究期間 継続2001~2005
年度 2004
摘要 CO2を加えた3種類の温室効果ガスのトレードオフ関係を考慮した地球温暖化ポテンシャル値は陸稲転換区のみで排出、水稲区および二毛作区では吸収であった。また、転換畑に再び水稲を栽培したところ栽培期間中のメタン発生量は連作水田にくらべて顕著に低かった。さらに、世界の水田の亜酸化窒素発生量のデータベースを構築・解析した結果、常時湛水田よりも中干し水田の方が発生量の平均値は大きかったが、施肥量に対する排出係数については水管理の違いによる有意な差はなく、その平均値は0.31%と、IPCCの農耕地全体の排出係数デフォルト値1.25%よりも低かった(主要成果28)。また、中国瀋陽のトウモロコシ畑では硝化抑制剤入り緩効性尿素肥料を用いることにより、亜酸化窒素発生量を60%程度に削減できた。
カテゴリ 肥料 水田 水稲 施肥 データベース とうもろこし 二毛作 水管理 陸稲

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