課題名 |
病害抵抗性関連遺伝子の探索(B121) |
課題番号 |
2004005177 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所
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研究分担 |
農業生物資源研究所 新生物資源創出研究グループ 遺伝子設計研究チーム
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研究期間 |
継続2001~2005 |
年度 |
2004 |
摘要 |
いもち病菌接種とキチンエリシター処理の双方で発現が増加する遺伝子ファミリーについてオリゴマイクロアレイで個々のメンバーの発現様式を解析した。液胞移行シグナルを付けた放線菌のキチナーゼC遺伝子(chiC)を導入した組換えイネ(ssChiCvt系統)について、T1自殖種子を得た後、幼苗を用いていもち病抵抗性を検定した。その結果、ChiCタンパク質の過剰発現が確認されたものの、いもち病抵抗性の有意な上昇は認められず、生育遅延が観察された。昨年度T2世代でいもち病抵抗性の向上が確認されたChiCを細胞外に分泌するssChiC系統のT3世代については、閉鎖系温室内で生育調査を行い、生育と導入遺伝子の発現が安定している2系統を選抜した。さらに、いもち病斑周辺で誘導的に発現するPR10遺伝子のプロモーター(PRO10)にchiCをつなげたバイナリーベクターを構築し、イネに導入した(PRO10-ssChiC系統)。
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カテゴリ |
病害虫
いもち病
機能性
ごま
抵抗性
病害抵抗性
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