遺伝子組換えにより健康機能性を増強した米の作出(B131)

課題名 遺伝子組換えにより健康機能性を増強した米の作出(B131)
課題番号 2004005179
研究機関名 農業生物資源研究所
研究分担 農業生物資源研究所 新生物資源創出研究グループ 遺伝子操作研究チーム
農業生物資源研究所 遺伝資源研究グループ 遺伝子多様性研究チーム
協力分担関係 富山大学
島根大学
東京大学
研究期間 継続2001~2005
年度 2004
摘要 低グルテリン系統の遺伝的バックグランドで発現させた高グリシニン集積米では、グリシニンが種子タンパク質あたり20%程度にまで高まり、必須アミノ酸のリジン含量さらにタンパク質含量も高まった。7Crpペプチドを蓄積させたコメをマウスに経口投与したところ、免疫寛容を誘導できることが明らかになった。GLP-1を直接高度に蓄積させたコメを開発し、これを経口投与することで、血糖値低下が確認できた。フェリチンを高度に種子で蓄積させても鉄の蓄積が高まらない要因として、根からの吸収が律速になっていることを水耕栽培で明らかにした。根毛特異的なプロモーター及び鉄トランスポーター遺伝子を単離し、これらを連結した遺伝子をイネに導入した形質転換イネを作出した。経口免疫寛容の誘導に必要なエピトープペプチド量や投与法の検討を開始した。7Crpペプチド蓄積米を炊飯してもT細胞反応性は失われないことを明らかにした。Gluconobacter suboxydans由来のコエンザイムQ10(CoQ10)合成酵素(DdsA酵素)を35Sプロモーターを用いてイネミトコンドリアで発現させることにより、イネ葉身及び種子においてCoQ10を生産することに成功した。
カテゴリ 機能性 水耕栽培

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