課題名 | 高等植物における相同組換え技術開発のための要因解析(D321) |
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課題番号 | 2004005214 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
研究分担 |
農業生物資源研究所 新生物資源創出研究グループ 遺伝子操作研究チーム |
協力分担関係 |
名古屋大学 鳥取大学 広島大学 三重大学 筑波大学 大阪大学 |
研究期間 | 継続2001~2005 |
年度 | 2004 |
摘要 | 形質転換系コンストラクトΔOsALSRの導入によって得られた除草剤ビスピリバックBS耐性植物体を解析したところ、これらはジーンターゲッティングにより耐性を獲得したことが明らかとなった。また、次世代植物の解析より、ターゲッティングを生じた遺伝子座は安定に遺伝することが示された。これは世界で初めてのイネ科植物におけるgain of function 型のジーンターゲッティングの成功例である。またクロマチン再構成を阻害することにより、相同組換えに関与する遺伝子の発現が高まり、またそれらの因子がDNAの傷害部位にリクルートされることにより相同組換え頻度が向上することが示唆された。 |
カテゴリ | 病害虫 除草剤 |