課題名 | 広域性水産資源の持続的利用技術の開発 |
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課題番号 | 2005007724 |
研究機関名 |
水産総合研究センター |
研究分担 |
水産総合研究センター 遠洋水産研究所 外洋資源部 鯨類管理研究室 水産総合研究センター 遠洋水産研究所 浮魚資源部 混獲生物研究室 水産総合研究センター 遠洋水産研究所 外洋資源部 南大洋生物資源研究室 水産総合研究センター 遠洋水産研究所 浮魚資源部 温帯性まぐろ研究室 |
研究期間 | 新規2001-2005 |
年度 | 2005 |
摘要 | ・広域水産資源の加入量変動機構に関しては、ナンキョクオキアミの加入量変動と偏西風変動の解析を更に進め、両者の関係を基に南極海におけるオキアミ類の加入量変動機構の概略を把握した。・データ・情報の不確実性に影響されにくい資源評価手法の開発については、分布に影響する環境要因を特定し、ミナミマグロの好む分布域マップを作成した。このマップを活用し、これまでに開発したマグロ類のCPUE標準化の手法であるマグロの分布特性と漁船の分布を考慮したモデルの改良を進めた。また、漁船の分布特性を検討し、魚の分布との差についても検討した。また、漁船の分布特性を検討し、魚の分布との差についても検討した。・鯨類の資源評価手法についても、浮上潜行特性などを考慮し、これまでに開発した目視調査における発見率補正のためのモデルの改良を行い、ツチクジラなどの資源量推定に適用した。・マグロ延縄漁業等における混獲生物の生態解明については、主としてウミガメ類の外洋域での生態特性解明を衛星追跡装置などによって進め、オサガメの産卵場からの回遊経路などを含め、これまでに解明した混獲生物の生態の取りまとめを行った。これらと合わせて混獲が海鳥、ウミガメなどの混獲生物に及ぼす影響評価に係るこれまでに得られた知見、技術を取りまとめ、シミュレーションにより混獲削減の海鳥個体群回復への効果の評価を行った。 |
カテゴリ |