課題名 |
土壌乾燥等の圃場環境要因が大豆の生育及び収量・品質に及ぼす影響の解明と栽培管理技術の開発 |
課題番号 |
2005006709 |
研究機関名 |
農業・生物系特定産業技術研究機構
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研究分担 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 中央農業総合研究センター 北陸水田利用部 上席研究官
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研究期間 |
新規2005-2005 |
年度 |
2005 |
摘要 |
i)7月下旬~9月末に圃場で寒冷紗を用いて大豆に10日間ごとの遮光処理を行った結果、縮緬しわ粒発生率は7月下旬と9月上旬の処理でそれぞれ約40%に増大したのに対し、亀甲しわ粒発生率は7月下旬~8月中旬の処理で20%を示し、以降は漸減したことから、時期別の遮光ストレスが主に縮緬じわに関与することを認めた。早期落葉としわ粒発生の関係を解析するため、時期別に小葉を切除した場合、9月上旬の側小葉切除では縮緬しわ粒が約30%発生するが、頂小葉切除ではしわ粒発生率への影響は小さいことを認めた。ii)m2あたり莢数が500以下となると青立ち指数が増大することに関連して、7月中旬から収穫期にかけて雨よけで土壌乾燥ストレスを加えることにより莢数が減少し、開花・着莢期にあたる8月上旬に潅水することでその減少を防止できることを示した。iii)36~54kg/10aのケイ酸を3年間連用した圃場では百粒重が増加して13%増収となることを示した。
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カテゴリ |
大麦
乾燥
栽培技術
しわ粒
水田
大豆
排水性
輪作
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