課題名 | 病原細菌に対する豚の感染免疫機構の解明 |
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課題番号 | 2005007151 |
研究機関名 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 |
研究分担 |
農業・生物系特定産業技術研究機構 動物衛生研究所 免疫研究部 免疫制御研究室 |
研究期間 | 新規2005-2005 |
年度 | 2005 |
摘要 | i) mycoplasma hyopneumoniae(mhp)の P97抗原が炎症性サイトカインであるIL-8の遺伝子発現を誘導するNF-κBを活性化することを明らかにするとともにIL-8誘導エピトープを同定した。また、ゲノム上でP97類似抗原として同定したmhpの表層抗原の中から、IL-8を誘導する抗原として271抗原を同定するとともにそのエピトープを確認した。ii) 精製組換えIL-8アンタゴニストを調製し、豚に投与することによってmhp感染豚での肺病変が軽減された。iii)乳房炎の原因菌である黄色ブドウ球菌のフィブロネクチン結合タンパク質と、トランスフェリン結合タンパク質をマウスに経鼻免疫すると乳腺内の菌数が100分の1以下に減少した。 |
カテゴリ | 豚 |