牛の薬物代謝酵素の構造と機能の解明

課題名 牛の薬物代謝酵素の構造と機能の解明
課題番号 2005007160
研究機関名 農業・生物系特定産業技術研究機構
研究分担 農業・生物系特定産業技術研究機構 動物衛生研究所 安全性研究部 毒性物質制御研究室
研究期間 新規2005-2005
年度 2005
摘要 i)牛初代培養肝細胞において、薬物代謝に重要な働きをもつシトクロムP-450遺伝子のうち、CYP1A1、CYP2B、CYP2D及びCYP3Aの4種が発現し、誘導剤や阻害剤に対する反応性を保っていることを確認した。また、CYP2B遺伝子の部分塩基配列を決定した。得られた配列はヒトCYP2B3及び2B6、ブタCYP2B22と高い相同性を有していた。以上の成果から、牛の薬物代謝酵素に関する基礎的情報が得られた。ii)カビ毒デオキシニバレノールは、牛と豚の好中球の活性酸素産生を濃度依存的に抑制するが、遊走能には影響しないことを明らかにした。
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