| 課題名 | リスク評価のための137Cs等放射性同位元素の平常時モニタリング |
|---|---|
| 課題番号 | 2005007332 |
| 研究機関名 |
農業環境技術研究所 |
| 研究分担 |
農業環境技術研究所 環境化学分析センター 放射性同位体分析研究室 |
| 協力分担関係 |
農工研 農研機構 |
| 研究期間 | 継続2001-2005 |
| 年度 | 2005 |
| 摘要 | 国民の放射能による影響評価の基礎資料となる米麦及び土壌の90Srと137Cs濃度を調べた結果、これらの濃度は順調に低下していた。約40年間のデータを解析し、90Srでは陽イオン保持能力(CEC)の高い土壌ほど溶脱が遅いことを明らかにした。これは90Srの動態を予測する上で有用な結果となった。137Csでは下層土への移行にCECとの関連はみられなかった。Spring 8を利用した非破壊分析により土壌中ヨウ素の形態変化を明らかにした。ヨウ素酸は畑のような酸化的条件下においてもI2まで還元され、有機態として土壌にヨウ素が蓄積する可能性が示された。また、農業用水として水を循環利用する湖沼ではヨウ素濃度が高まる可能性が示された。さらに、コリジョンセル型ICP-MSによる129Iの極微量分析法を確立した。これらは核再処理施設等の事故時の漏洩する恐れのある129Iの動態予測等に有用な知見となる。しかし、ヨウ素の広域動態予測モデルの開発までには至らなかった。 |
| カテゴリ | 分析技術 モニタリング |