課題名 |
セリシン蚕等の特異な繭糸質を有する蚕品種の育成および飼育技術の開発 |
課題番号 |
2005007270 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所
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研究分担 |
農業生物資源研究所 昆虫生産工学研究グループ 新蚕糸技術研究チーム
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研究期間 |
継続2001-2006 |
年度 |
2005 |
摘要 |
「セリシンホープ」のセリシンを使った食品や化粧品を試作した。また、広食性遺伝子の導入を試みた。さらに、カロチノイドを分泌するセリシン蚕を育成し、一頭当たり約2.5mgのカロチノイドを含む50mgのセリシン繭を安定して生産でき、セリシンフラボほどではないが、抗酸化性や抗菌性、紫外線吸収性が若干高まっていた。セリシン溶解性、繭糸強度や強健性は、素材化に個体の選定が必要であることがわかった。捕捉日射量を変数とした、推定値が実測値の5%以内となるクワ乾物生長予測モデルを開発した。また、クワ側芽は昼間の温度が33℃を超えると再発芽する事や、桑品種によって繭収量が異なることがわかった。カイコ育種素材248系統の試験育を実施し、検索機能を付加した英文版データベースを公開した。
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カテゴリ |
育種
カイコ
桑
飼育技術
データベース
品種
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