課題名 |
遺伝資源の長期保存・品質管理と増殖・保存技術の改善 |
課題番号 |
2005007296 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所
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研究分担 |
農業生物資源研究所 ジーンバンク ジーンバンク上席2
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研究期間 |
完了2002-2005 |
年度 |
2005 |
摘要 |
平成17年度末で、植物約23.6万点、微生物約2.2万株、動物878点を保存するとともに、種子の再増殖等によりアクティブコレクション点数を拡充した。植物部門では、桑冬芽の超低温保存数を750点とし、イグサでは約40点の培養多芽体を作成するとともに、実用的な超低温保存法の開発を進めた。また、バレイショ、サトウキビ培養茎頂の超低温保存法の実用化試験及び開発研究を開始した。微生物部門では糸状菌・細菌・酵母の保存法の評価を行い、ほぼ100%近い生残率で保存が行われていることを再確認した。Pythium属及びPhytophthora属の計15種33菌株を液体窒素気相に5年間保存した結果、32菌株の生存が確認された。動物部門では、ニワトリについて小国、烏骨鶏の始原生殖細胞(PGC)の追加超低温保存を行うとともに、蚕精液の超低温保存法の改良を試みた。
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カテゴリ |
いぐさ
遺伝資源
桑
さとうきび
鶏
ばれいしょ
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