| 課題名 |
多面的機能を発揮させるための制度・政策分析 |
| 課題番号 |
2005006660 |
| 研究機関名 |
農林水産政策研究所
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| 研究分担 |
農林水産政策研究所 評価・食料政策部 政策評価研究室
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| 研究期間 |
継続2004-2006 |
| 年度 |
2005 |
| 摘要 |
本課題の目的は,諸外国を対象として,農業がもつ多面的機能を評価し,政策介入の余地を検討することにある。多面的機能はどのような状況で発揮され,それはどのような方法で評価されるべきなのか。多面的機能の発現を促すためには,どのような政策が有効なのであろうか。多面的機能の概念は,すでに多くの国で認知されているけれども,その取り組み方は一様ではない。先進諸国における多面的機能施策については,先行的な事例と政策の検討を通じて,我が国の政策立案に資することを目的とした。具体的には,フランスにおける制度的分析と,イギリスのアバディーン大学名誉教授の講演を依頼した。欧州では環境に配慮した農業技術を導入する農業者に対して、農業環境支払いがなされている。他方,2003年のCAP改革により、クロス・コンプライアンスが導入され,適性農業規範が規定されるなど、環境規律がさらに強化された。途上国については,中国,インドを対象として,独自に収集されたデータをもとに分析を行った。ここでは,農業が多面的な価値を有するという前提に立ち,農村の共有資源がどのような要因によって維持・保全されるのかを明らかにした。途上国に限らず,多くの国・地域において,農村における地域資源(ローカル・コモンズ)の管理主体は共同体である。そこで,どのような属性を持つ共同体で,地域資源が良好な状態に保全されるのか,どのようなファクターが,良好な保全・管理を阻害する要因となるのかを,計量経済学の手法を用いて明らかにした。さらに分析では,直接支払い制度を念頭におきながら,資源の間接的な利用者から,資源を保全・管理する者への所得移転の必要性に言及した。
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| カテゴリ |
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