| 課題名 |
b 森林生態系における生物群集の動態の解明 |
| 課題番号 |
2006008663 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所
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| 研究分担 |
森林総合研究所 企画部
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| 研究期間 |
新規2006-2010 |
| 年度 |
2006 |
| 摘要 |
・ 分子系統解析により、カシノナガキクイムシと共生微生物の相互関係は、種特異的に共進化をとげた証拠は見いだせず、地域によって宿主転換などがかなり起こったことがわかった。アカネズミは、唾液中に高いレベルで分泌するタンニン結合性タンパク質と消化管内に保有するタンナーゼ産出細菌の働きによって、タンニンを体内で無害化し利用し得ることを明らかにした。また、シロアリの触覚電位応答実験と行動実験から、高温処理材に対するシロアリの嗜好性は味・においの両刺激を同時に受容することで触発されること、シロアリが好む‘におい’と嫌う‘におい’の間では硫化水素ガス系のにおい物質に大きな差があることを明らかにした。腐敗した天然生林のブナ種子から菌を分離した結果、Rhizoctonia solani と Cylindrocarpon magnusianum の2種が高頻度で分離された。これら2種の菌をブナ種子に接種した結果、いずれもその病原性が明らかにされ、ブナ天然更新の重要な阻害因子であることが判明した。・ 林業活動が盛んで収穫と植林を繰り返し、かつ広葉樹林が比較的近くに存在する地域では、開放的な新植地が草原の代替となりうるが、林業活動が停滞し高齢級のスギ林が卓越すると草原の代替となる場所も減り、昆虫の多様性維持に大きなマイナスとなることがわかった。カシノナガキクイムシの共生菌類を分子生物学の手法を用いて精査したところ、共存する酵母類と樹木病原菌のRaffaelea quercivora(ナラ菌)とが明らかに異なる分類群であること、主食となる菌類は酵母類であること、その属をCandida属、Ambrosiozyma属と同定したことなどは大きな成果である。
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| カテゴリ |
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