課題名 |
h.キャベツ、ねぎ、レタス等の業務用等需要に対応する低コスト・安定生産技術の開発 |
課題番号 |
2006008468 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構
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研究分担 |
農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所 業務用野菜研究チーム
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研究期間 |
新規2006-2010 |
年度 |
2006 |
摘要 |
(1)キャベツ大玉化に向け、寒玉系キャベツについて裂球発生における品種間での様相の相違を明らかにした。(2)生育予測のためにキャベツ球の肥大特性の定式化に取り組み、日射量と気温により、冬どりキャベツの生育を精度良く予測できるキャベツ生育モデルを開発した。(3)畑ほ場における湛水被害を再現する湿害実験系を構築する中で、野菜の湛水害に対する耐性を迅速・簡便に評価する方法を開発した。(4)高温期における葉菜類の抽だい制御技術を開発するため、育苗法の抽だい抑制効果を検討し、ホウレンソウでは閉鎖型育苗法や短日処理育苗に抽だい抑制効果を認めた。(5)家畜ふん尿由来有機資材の早期施用が生育等に及ぼす影響を解析し、牛ふん堆肥の施用時期の前進によるキャベツ増収効果が春作と秋冬作とで異なることを認めた。(6)家畜ふん尿由来のメタン発酵消化液を利用した減化学肥料栽培の可能性やレタスの線虫被害軽減に有効なアスパラガス根株すき込み効果を確認した。(7)代表的な業務用野菜のレタスについて品質に対する実需者の要求を明らかにした。また、フィールドサーバ内蔵カメラをメッシュ方式に更新すれば、画像処理(ハフ変換)手法による収穫適期推定手法が応用できることを確認した。
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カテゴリ |
肥料
アスパラガス
育苗
画像処理
キャベツ
湿害
水田
生育予測
低コスト
ねぎ
春作
品種
ほうれんそう
メタン発酵消化液
輪作
レタス
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