a.環境影響の統合化と環境会計による農業生産活動評価手法の開発

課題名 a.環境影響の統合化と環境会計による農業生産活動評価手法の開発
課題番号 2006008492
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター 環境影響評価研究チーム
協力分担関係 (独)農業環境技術研究所
研究期間 新規2006-2010
年度 2006
摘要 (1)農業経営と物質収支を同時に記録する農業会計の枠組みを、ライフサイクルインベントリモデル等を参照しつつ構築した。それに従って、トマト栽培を対象に温室、肥料、農薬のインベントリデータを作成した。温室の建設に関するLCAの結果、10a当たりのCO2総排出量は約16.6tであり、大半は基礎、鉄鋼材によるものであった。被覆材に由来する割合はわずか1%であり、この点はNOx、SOxについても同様であった。農業経営の経済性(単収や販売単価等)に関する検討は今後深める。(2)環境効率指標を統合化の視点から比較検討し、統合評価の枠組みを構築した。(3)地域農業を分析するための枠組みを産業連関表等に依拠して構築し、耕畜連携資源循環システム、バイオマス資源循環システムを評価した。現状以上の環境負荷削減を実現するためには、両システムともさらなる技術改善が必要なことを示した。(4)土壌有機物のフローとストックの推定手法を開発するため、黒ボク土の有機物連用試験結果の解析や、日本の水田全体での土壌炭素蓄積量変化のシミュレーションを行った。
カテゴリ 肥料 病害虫 経営管理 水田 ストック トマト 農薬

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