| 課題名 | f.食用稲における病害抵抗性の強化のための遺伝子単離と機作の解明 |
|---|---|
| 課題番号 | 2006008522 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター 病害抵抗性研究チーム |
| 協力分担関係 |
(独)農業生物資源研究所 STAFF研究所 |
| 研究期間 | 新規2006-2010 |
| 年度 | 2006 |
| 摘要 | 外国稲が有するいもち病真性抵抗性遺伝子の解析、圃場抵抗性遺伝子の物理地図の作成および候補遺伝子の特定と発現の確認、イネに縞葉枯病抵抗性遺伝子候補を導入した形質転換体の作出、いもち病菌の突然変異が病原力に及ぼす影響および非病原性遺伝子の変異様式解析のための、真性抵抗性遺伝子に対する病原性変異菌の分離を行った。その結果、(1)ブータンのイネ品種Chumrooは日本で同定されているいもち病真性抵抗性遺伝子以外の新規の抵抗性遺伝子を持つことを明らかにした。(2)9種類(Piz、Piz-t、Pit、Pik、Pik-m、Pik-p、Pita、Pita-2、Pib)のイネいもち病真性抵抗性遺伝子を2回のPCR反応で識別するマルチプレックスマーカーを構築した。(3)いもち病圃場抵抗性遺伝子Pi34を物理距離65.3kbの領域内にマッピングし,候補遺伝子を3個に絞り込んだ。(4)いもち病圃場抵抗性遺伝子Pi35(t)候補領域内の組換え型のうち14個体について後代の固定系統を得た。また、北海188号と日本晴の塩基配列比較により、候補NBS-LRR内に10ヶ所のDNA変異を見出した。(5)縞葉枯病抵抗性遺伝子領域(約44kb)を導入した組換体イネの作出と後代系統の育成を行い、抵抗性遺伝子Stvb-iの存在領域を約25kbに限定して、予測候補遺伝子数を4つに絞り込むとともに、組換体における予測遺伝子の一部の発現を確認した。(6)イネいもち病抵抗性遺伝子PitaおよびPita-2に病原性を獲得した変異菌を、それぞそれ46および28株得るとともに、元株に2個のAvr-Pitaホモログが存在することを明らかにした。 |
| カテゴリ | いもち病 縞葉枯病 抵抗性遺伝子 病害抵抗性 品種 |