(6)遺伝資源の収集・評価・増殖・保存・配布

課題名 (6)遺伝資源の収集・評価・増殖・保存・配布
課題番号 2006008605
研究機関名 農業生物資源研究所
研究分担 農業生物資源研究所 ジーンバンク
研究期間 新規2006-2010
年度 2006
摘要 (1)平成18年度末の遺伝資源の保存点数は、植物が約24万点、微生物が約2.4千点、動物が942点となった。(2)7隊の植物遺伝資源国内探索調査、4件の海外探索調査、3課題の海外共同調査を実施した。また、ラオスと5ヶ年の共同調査研究のMOUを締結した。微生物遺伝資源は3隊の国内探索を実施した。また、ケツルアズキとアズキの多様性の解析から、両種に高度のゲノムシンテニーがあること、栽培種が獲得した種子大型化には共通した遺伝的変異が利用されていたことを明らかにした。また、栽培化関連形質QTL特に大型化についてNIAS/OECDワークショップを開催した。(3)植物遺伝資源の1次特性など合計20万点の特性を評価し、また新規特性の評価と評価法の開発9課題、品質評価4課題を委託で実施した。保存フザリウム属菌等のDNA塩基配列に基づいた再分類を進め、奨励菌株選定に向け準備を進めるとともに、樹木類もち病菌等の新種を発見した。(4)14課題の育種素材化委託研究を進めるとともに、日本産カンキツ、Aゲノム野生イネ、ツルアズキ、ソルガム栽培種の4課題のコア・コレクションの作成を実施した。(5)新たに、植物4,500点、微生物1,244点、動物14点の遺伝資源を収集し保存した。また、栄養繁殖性作物のイグサやうどんこ病菌の超低温保存技術を開発し、バレイショ、クワでは超低温保存を進めた。(6)新規に担当者管理プログラムを作成し、遺伝資源管理の適正化を図るとともに、ジーンバンクのWebページを全面的に改修し、利用者の利便性を強化した。
カテゴリ あずき いぐさ 育種 遺伝資源 うどんこ病 ソルガム ばれいしょ 繁殖性改善 評価法 その他のかんきつ

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