課題名 | a 生物多様性保全技術及び野生生物等による被害対策技術の開発 |
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課題番号 | 200709679 |
研究機関名 |
森林総合研究所 |
研究分担 |
森林総合研究所,企画部 |
研究期間 | 2006-2010 |
年度 | 2007 |
摘要 | 小笠原の外来種問題では、小笠原諸島において外来種であるグリーンアノールの捕食により、小笠原固有のトンボ類、固有のチョウ類、固有ハナバチ類などの昆虫類が激減していることの管理対策として、グリーンアノールの個体群動態モデルを試作し、地域的根絶に必要な条件を明らかにした。また、外来クマネズミの根絶事業に我が国ではじめて成功した。オオタカ問題では、保全地域指定のための生息地予想マップを完成させ、ナラ枯損ではカシノナガキクイムシの防除技術開発のため、おとり木トラップ法という新たな防除手段を開発した。また、獣害対策では、サルに対する有効な追い上げ方法として飼い犬を用いる方法やそれらを総合化したマニュアルを作成し、モデル地域で試行して普及に努めるなど現場技術としての定着を図り、当該地域では新聞やテレビ等で多数報道された。 |
カテゴリ | 病害虫 防除 |