課題名 |
b 水土保全機能の評価及び災害予測・被害軽減技術の開発 |
課題番号 |
200709680 |
研究機関名 |
森林総合研究所
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研究分担 |
森林総合研究所,企画部
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研究期間 |
2006-2010 |
年度 |
2007 |
摘要 |
安全・安心・快適な生活環境の創出に不可欠である健全な水循環の形成や山地災害危険度評価技術の開発に向けて、小流域規模での間伐が水流出に与える影響を明らかにするとともに、長期的な森林の変遷が水流出の変動に与える影響評価を行うための新たな解析手法を開発した。また、メコン川流域での水資源賦存量分布の推定に関しては、土地利用変動などのデータ等を水資源賦存量推定モデルに取り入れて解析して推定を行い、結果を英語での公刊図書の刊行や現地でのシンポジウム等を通じて行政担当者や関連研究者に普及した。また、山地災害の危険度評価手法の高度化については、「山地災害危険地区調査」報告書等として取りまとめて林野庁や森林管理局、県等の関係機関に受け渡すとともに、研修等を通じて広く関係者への普及を行った。それに関連した成果としては、山地斜面で地下水の流れる音の強弱を探知することによって、山崩れの危険性が高い場所を特定する新たな手法を開発した。
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カテゴリ |
評価法
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