5)熱帯・亜熱帯島嶼における持続的作物生産のための環境管理技術の開発

課題名 5)熱帯・亜熱帯島嶼における持続的作物生産のための環境管理技術の開発
課題番号 200709669
研究機関名 国際農林水産業研究センター
研究分担 国際農林水産業研究センター,熱帯・島嶼研究拠点
協力分担関係 フィリピン農業省土壌・水管理局
研究期間 2006-2010
年度 2007
摘要 年度計画に沿って、おおむね順調な進捗をみた。フィリピン農業省土壌・水管理局との共同研究による現地の実証試験が順調に開始された。(1) 「島嶼生産環境」プロジェクト(【プロジェクト目標】 熱帯・亜熱帯島嶼の畑作を対象に、水を有効に利用し、栄養塩、土壌の流出を軽減する栽培技術を開発し、定着誘導プロセスを策定する。さらに、石垣島における栄養塩による地下水汚染、土壌と栄養塩による河川水汚染を評価するモデルを開発する。)19 年度の主要実績:・ エンサイを利用した水路の水質浄化マニュアルを策定した。・ 低島(鹿児島県喜界島)での降水量と地下水の窒素濃度のモニタリング結果に基づいて、地下水に負荷される窒素量をモデル化した。・ フィリピンで実施したリョクトウを間作したトウモロコシ不耕起栽培試験では、土壌と地表水の流出が抑制される効果を示し、昨年度石垣島の傾斜圃場で実施した試験と同様な結果であった。・ 平水時の宮良川汽水域のマングローブ林では、窒素とリンの負荷量の90%が保持され、マングローブ林の水質浄化機能が極めて高いことを示した。
カテゴリ 亜熱帯 エンサイ 管理技術 栽培技術 とうもろこし 不耕起栽培 水管理 モニタリング

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