3)熱帯・亜熱帯における重要病害虫に対する防除管理技術の開発

課題名 3)熱帯・亜熱帯における重要病害虫に対する防除管理技術の開発
課題番号 200709674
研究機関名 国際農林水産業研究センター
研究分担 国際農林水産業研究センター,熱帯・島嶼研究拠点
協力分担関係 ベトナム・南部果樹研究所
研究期間 2006-2010
年度 2007
摘要 本中課題は、年度計画に沿って順調に進捗している。「グリーニング病」プロジェクトでは、ベトナム南部果樹研究所との共同研究が円滑に進められている。「ココヤシ害虫」プロジェクトでは、ハムシの人工飼育や天敵の増殖が可能となるなど成果があがりつつある。(1) 「グリーニング病」プロジェクト(【プロジェクト目標】 カンキツグリーニング病激発地における、本病の管理技術を開発する。)19 年度の主要実績:・ グリーニング病を媒介するミカンキジラミの増殖量・飛来量及び保毒率に季節変動があることを示唆した。標識虫の放飼試験によりミカンキジラミの分散特性を調査し、高密度に放飼した地点から数日内に移動分散したがその移動の程度は小さく、その後の変化も少ないことがわかった。・ 苗出荷前の浸透移行性殺虫剤施用によるミカンキジラミ初期寄生防除及び発病抑制効果を明らかにした。また、ベトナムのビンロン省で無防除区を設けたグアバ混植実証試験圃場を3箇所設置でき、グアバとキングマンダリンを定植した。(2) 「ココヤシ害虫」プロジェクト(【プロジェクト目標】 アジア・太平洋地域で急速に問題となっているココヤシ侵入害虫に対する生物的防除法を開発する。)19 年度の主要実績:・ ココヤシの害虫であるキムネクロナガハムシの人工飼料による飼育に成功すると共に、本種の交尾行動に雌由来の接触フェロモンが関与していることを明らかにした。・ ハムシの天敵である寄生蜂Asecodes hispinarum の飼育も可能にした。
カテゴリ 病害虫 亜熱帯 害虫 管理技術 季節変動 グアバ 栽培技術 出荷調整 生物的防除 フェロモン 防除 その他のかんきつ

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