| 課題名 | l.生物機能等の利用による茶の病害虫防除技術の開発及び抵抗性系統の開発 |
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| 課題番号 | 200709525 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
農業・食品産業技術総合研究機構,野茶研,茶IPM研究チーム |
| 協力分担関係 |
株式会社アグリボ 鹿児島県立短大 |
| 研究期間 | 2006-2010 |
| 年度 | 2007 |
| 摘要 | 1)室内検定でチャ炭疽病およびチャ輪斑病に対して高い病斑伸長抑制効果を示した拮抗菌MP06株のほ場での防除効果は、輪斑病には高く、炭疽病には認められなかった。2)チャ炭疽病菌の茶葉の毛茸への感染機作解明のために胞子発芽・感染の実験モデルを構築した。その実験系では緑茶煎汁は感染器官形成を抑制した。茶葉組織中の糸状菌を蛍光染色し、顕微鏡観察する方法を開発し、主要な茶病原糸状菌に適用できることを明らかにした。3)プラントアクティベータ(PA)の「やぶきた」2番茶および3番茶期への連用試験において、供試4剤のうち1剤で病害防除効果の増大が認められた。同様に「やぶきた」での連用が収量、化学成分含有量(全窒素、遊離アミノ酸、テアニン、タンニン、カフェイン等)、製茶品質(色沢、香気、水色、滋味)に及ぼす影響を見ると供試4剤とも著しい影響は認められなかった。4)ナガチャコガネ被害個所のマップを作成し、農薬の局所施用防除を実施し、全面処理に比較して使用量を35%削減した。18年度に実施したテフルトリン粒剤、MEP乳剤およびSteinernema glaseri剤(昆虫寄生性線虫剤)処理は成虫密度を低減できなかったが、19年度に実施した成虫発生初期のテフルトリン粒剤処理は幼虫密度を無処理区の約37%に減少させた。2齢幼虫期でのSteinernema glaseri剤処理では幼虫密度低減効果は認められなかった。5)担持量や精製純度を変えたクワシロカイガラムシ性誘引物質における誘引効果は担持量が多いほど高く、我が国の合成品でも誘引性が確認された。夜間照明が鱗翅目茶害虫に与える影響の調査法を確立し、夜間照明はコカクモンハマキの交尾・産卵行動へ影響しないことを明らかにした。6)ハマキガ類の寄生蜂では卵寄生性のタマゴコバチ類が最も優占しており、この発育零点は約11.6℃、有効積算温度は115~120日度と推定された。7)「みなみさやか」×「やぶきた」交雑後代における炭疽病抵抗性の分離および複合病虫害抵抗性候補系統の病害抵抗性が確認された。8)マルハナバチによる交配によって茶の自家不和合性の打破が可能であり、これによって茶品種「ゆたかみどり」および「紅花」の自殖種子が得られた。 |
| カテゴリ | 病害虫 害虫 炭疽病 茶 抵抗性 農薬 病害虫防除 病害抵抗性 品種 防除 マルハナバチ |