オ IT、ロボット技術等を活用した革新的な農業機械・装置等の開発

課題名 オ IT、ロボット技術等を活用した革新的な農業機械・装置等の開発
課題番号 200709622
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,基礎技術研究部
農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,生産システム研究部
農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,園芸工学研究部
農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,畜産工学研究部
農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,特別研究チーム(ロボット)
協力分担関係 オリオン機械(株)
北原電牧(株)
富士平工業(株)
ヤンマー農機(株)
井関農機(株)
富士重工業(株)
(株)マエカワ
エスアイ精工(株)
(株)AAIジャパン
(株)トッケン
研究期間 2006-2010
年度 2007
摘要 1)野菜接ぎ木ロボット用自動給苗装置の開発では、実証機をすいかときゅうりで試験した結果、95%以上の接ぎ木成功率、毎時800本以上の作業能率が得られ、開発目標を達成し、実用化の見通しを得た(21年度に市販予定)。いちご収穫ロボットの開発は、果実への接近方法の異なる3方式の試作と改良を行い、通路側接近方式の試作機の1果当たり採果時間は12~13秒、採果成功率は28~69%(収穫時期等により変わる)であった。同ロボット導入の基盤となるいちごの高密植移動栽培システムでは、17台のベッドからなる移動栽培装置を試作して試験し、いちごの自動選別技術の開発では、いちご果実の大きさ・形状・着色度を推定するアルゴリズムの開発と装置の試作等を行った。農業機械運転支援技術の開発では、改良を進めてきたステレオ画像システムにより、点滅するランプを検出してトラクタを直進誘導する技術を開発して試験し、横方向の誘導偏差を20cm以下にすることができた。2)生体情報測定コンバインの開発では、わら量と玄米たんぱく質含量を測定できる試作機を試験した結果、慣行測定法に対する相関係数は、わら量が0.96、同水分が0.94、玄米たんぱく質含量が0.65であることを確認した。牛体情報モニタリングシステムの開発では、各部の改良を行い、繋ぎ飼い牛舎内で個体識別をして乳量データの自動収集と同データに基づく給飼を行うシステムを実証し、生乳100kg当たりの濃厚飼料費を180円程度(乳牛50頭規模で濃厚飼料費を年間72万円程度)削減できることを明らかにし、実用化の見通しを得た(21年度に市販予定)。作業モニタリング装置の開発では、ほ場で作業する農業機械の作業履歴を記録する装置とそれらの情報を統合して処理するプログラムを改良し、実用性を確認した。作業ナビゲータの適応性拡大では、ソフトウェアの改良、モニタ試験、作業能率試験等を行い、試行販売につなげた。
カテゴリ いちご きゅうり すいか 接ぎ木 乳牛 モニタリング ロボット

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる