| 課題名 |
(1)農業環境の長期モニタリングと簡易・高精度測定手法の開発 |
| 課題番号 |
200709656 |
| 研究機関名 |
農業環境技術研究所
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| 研究分担 |
農業環境技術研究所,大気環境研究領域
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| 協力分担関係 |
岡山大
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| 研究期間 |
2006-2010 |
| 年度 |
2007 |
| 摘要 |
温暖化モニタリングについては以下の具体的成果が得られた。その結果、中期計画で目標としている農業生態系の物理環境やCO2フラックスのモニタリングとそのための高精度測定方法の開発について予定通り進捗した。1) 茨城県つくば市真瀬の水田等の国内・海外の調査地点における物理環境及び温室効果ガスフラックスのモニタリングは、海外の1地点を除いて概ね順調に経過し、複数年のデータを蓄積できた。事故や停電による欠測は皆無ではなかったが、電源部の強化による欠測率の低減等により、全体としては欠損の少ない良質のデータが得られた。2) フラックス測定に関わる品質管理や誤差評価に関する最新の研究成果を導入することにより、渦相関法のデータ処理を高度化・迅速化した。3) 併存する二種類の方式の渦相関法によるCO2フラックスデータに系統的な差があることを明らかにし、CO2収支の調査地点間の比較に有効な情報を得た。以上の温室効果ガスフラックスのモニタリングに関連するデータ処理手法の改良と、渦相関法の手法間差の知見は、本課題でのデータの品質の向上と調査地点間の比較解析に活用できるだけでなく、森林域を含む観測ネットワークで広く共有できる重要な成果である。放射能モニタリングについては以下の具体的成果が得られ、中期計画の土壌・作物中の137Cs、210Pb等の長期モニタリングについて予定通り進捗した。また継続的なモニタリングだけでなく、137Csの大気降下の主要な起源を特定し、黄砂と共に137Csが飛来することを明らかにした。1) 全国の放射能基準ほ場における平成18年度産の米・麦とその栽培土壌の90Sr及び137Cs濃度は平成17年度と同レベルであった。2) 農業環境技術研究所内で栽培されたホウレンソウ及びチンゲンサイの137Cs、210Pb等の濃度は平成17年度と同レベルであった。3) シイタケから1L容器の植物標準試料を作成し、本試料との比較によって、越冬ホウレンソウ中の1m Bq/kg生重オーダーのごく低濃度の137Cs濃度を測定できた。本植物標準137Cs試料は、測定カウントを稼げる大容量容器であること、等質性に優れていること、RI法令の対象外のため取扱の自由度が高いこと等の特徴を持ち、緊急時の放射能モニタリング手法の簡易化に資する。分析法・測定手法については以下の具体的成果が得られ、中期計画で目標としている有機ヒ素等微量化学物質の分析法や、モニタリングのための簡易・高精度測定手法の開発について、普及促進に向けた一層の高精度化と改良を行った。1) 気象観測モニタリングに供した二機種の新型降水量計のうちの一機種は、厳冬期の総降雪水量を精度よく測定できることを確認した。2) 湛水条件下での土壌培養実験で検出される未知ヒ素化合物は、TOF-MS(飛行時間型質量分析法)等を用いて同定可能であることが確認された。これにより、ヒ素の形態変化経路の解明等、汚染現場での解析に活用されることが期待される。3) ホウレンソウ及び土壌のイムノクロマトによるカドミウム迅速分析法を開発した。本分析法が米以外にも適用することを示せたため、今後、他の畑作物への適用のための実験等を通じて本分析法の普及促進が期待される。4) ボルタンメトリーによる玄米中カドミウム分析では、粒径1mm以下の画分で1M塩酸による抽出率が90%以上あり、簡易抽出法としての有効性を示した。
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| カテゴリ |
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ほうれんそう
モニタリング
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