| 課題名 |
(1)イネの耐環境ストレス機構の解明と利用技術の開発 |
| 課題番号 |
200709632 |
| 研究機関名 |
農業生物資源研究所
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| 研究分担 |
耐環境ストレス研究U,(植物)
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| 研究期間 |
2006-2010 |
| 年度 |
2007 |
| 摘要 |
1.酵母において塩感受性を相補したイネK+チャネル遺伝子及びABCトランスポーター遺伝子に関して形質転換イネを作製し解析した結果、これらの遺伝子はイネでは耐塩性機構の律速段階を担ってはいないと考えられた。FOX系統の耐塩性調査を進めた結果、生育初期段階での選抜により転写調節因子や糖輸送体をコードする遺伝子など20種以上を、生長期における選抜によりタンパク質リン酸化酵素や酸化還元酵素をコードする遺伝子7種を候補遺伝子として得た。クロライドチャンネル遺伝子OsCLC-1、-2の変異体を用いた形態観察から、カスパリー線形成への関与が示唆された。また、イネCLC遺伝子を新たに3種見出し、それらがチャンネルとして機能することを確認した。2.昨年度同定した穂発芽耐性遺伝子Sdr4の機能解析の一環として組織特異的発現について解析し、胚と胚乳で強く発現すること、さらにin situ hybridizationにより登熟7日目の種子の根と葉の原基での発現を確認した。また、遺伝学的解析から、Sdr4はABAシグナルの下流で、発芽抑制的に機能すると考えられた。Sdr1については、表現形質を温室内で再現する条件を見出すことに成功し、相補試験を開始した。3.IR64とKinandang Patongの交雑後代を用いて全長1,237cM、マーカー間の平均距離16.7cMの連鎖地図を作製した。耐乾性の指標である葉巻抵抗性について幼苗期に検定を行い、第2染色体と第9染色体にQTLを検出した。両QTLともに既報の葉巻抵抗性QTLの近傍に存在しており、ほ場レベルでも利用できる可能性がえられた。4.バラ科果樹花芽の凍結挙動を可視化解析した結果、小花の凍結挙動が種により著しく異なること、小花の氷核活性が重要な支配要因であることが分かった。氷晶制御物質については、低温誘導性分泌型不凍活性及び抗氷核活性の精製を進め、後者については、氷核活性物質に対して濃度依存的に強い抑制効果を示す画分の低分子物質2種の同定に成功した。また、植物内生の氷核活性の存在を示す強い証拠を得るとともに、この活性がタンパク質濃度及び糖質濃度依存的であることを明らかにした。
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| カテゴリ |
抵抗性
ばら
輸送
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