| 課題名 |
(2)昆虫の乾燥耐性機構の解明と利用技術の開発 |
| 課題番号 |
200709636 |
| 研究機関名 |
農業生物資源研究所
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| 研究分担 |
乾燥耐性研究U,(昆虫)
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| 研究期間 |
2006-2010 |
| 年度 |
2007 |
| 摘要 |
1.昨年度ネムリユスリカから単離したPvTret1(トレハローストランスポーター遺伝子)を哺乳類細胞に導入し、浸透圧及び凍結耐性を付与することができた。PvTret1の論文が米国科学アカデミー紀要に掲載されたことと、その論文がScience 誌でも紹介されたことによりPvTret1プラスミッドの請求依頼が国内外から多数あった。その結果、臓器の乾燥及び冷凍保存を研究するチーム(ハーバード大学医学部、ジョージア大学医学部)、乾燥及び寒冷耐性作物(北海道農業研究センター、コーネル大学)や花き(花き研究所)の作出をしている研究グループとの共同研究関係が構築できた。2.クリプトビオシス誘導因子として、塩や高浸透圧ストレスに加えて活性酸素の重要性を明らかにした。3.これまでに同定した4種類のLEAタンパク質の抗体を用いたパラフィン切片による免疫組織学的解析により、各LEAタンパク質の組織特異的な局在性を観察することができた。4.クリプトビオシス誘導過程でDNAの一本鎖切断が生じていること、そして再水和後の蘇生過程で損傷したDNAを修正していることが明らかとなった。この成果は新規性が高く早急にまとめて論文化する必要がある。5.乾燥過程のネムリユスリカ幼虫及びネムリユスリカ胚子由来細胞で発現しているタンパク質の網羅的解析を行い、それらをデータベース化した。6.新規のLEA様タンパク質(PvLEA5)の同定に成功した。7.マラウィ大学と共同研究協定(MOU)を結び、ネムリユスリカのマラウィとナイジェリア個体群とを比較しながら系統進化の解析を行った。その結果、ミトコンドリアDNAに進化の過程で乾燥ストレスによってもたらされたと思われるクリプトビオシス特異的な配列が確認されるなど興味深い結果を得た。8.東京工業大学との共同研究によりクリプトビオシスにおけるガラス化の重要性を動物で初めて証明し、その論文は米国科学アカデミー紀要に受理された。データの一部を紹介する。
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| カテゴリ |
乾燥
くり
データベース
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