課題名 | 転換畑向耐湿性品種の育成 |
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研究機関名 |
北海道立中央農業試験場 |
研究分担 |
作開・畑作 |
研究期間 | 継S56~ |
年度 | 2003 |
摘要 | 道央以南の水田転換畑における大豆作の生産安定を目的に、転換畑の過湿条件で初中期世代の個体、系統選抜並びに中後期世代系統の耐湿性検定を行う。平成15年度は、系統及び個体選抜試験として、転換畑にF2~F4世代6組合せ集団7,218個体を供試し、6組合せ109個体を熟期、草型、葉色、立枯れ個体発生程度等により選抜した。また、育成系統24、比較品種10、合計34品種・系統の耐湿性を評価し、「中育52号」、「中系376号」、「中系396号」、「中系370号」が比較的優れた。さらに、育成系統の茎疫病検定試験では、レースDに対して「中育52号」は罹病性、「中育51号」は分離、「中育52号」は抵抗性を示した。今後は、茎疫病の圃場抵抗性の評価手法の開発が課題である。次年度も新たな育成材料を供試し、継続実施する。 |
研究対象 | 大豆 |
戦略 | 作物育種 |
専門 | 育種 |
部門 | 大豆 |
カテゴリ | 育種 水田 耐湿性 大豆 抵抗性 品種 |