課題名 |
りんどう育種のための組織培養技術および苗養成技術の確立 |
研究機関名 |
北海道立中央農業試験場
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研究分担 |
農産・細胞育種
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研究期間 |
完H13~15 |
年度 |
2003 |
摘要 |
目的:りんどうの栄養系品種育成のための効率的な胚珠培養技術、大量増殖技術および苗養成技術技術を確立する。 計画: 1.エゾリンドウ2個体および野生種3種を切り花交配後、胚珠培養によって種間雑種個体を作出する。 2.エゾリンドウ3個体の越冬芽より茎頂を摘出し、無菌植物体を作出する。 成績:1.エゾリンドウと野生種3種との正逆の遠縁間交雑において、胚珠培養により、G.Burseri x エゾリンドウ以外の組み合わせで、雑種個体を獲得できた。また、野生種間の3組み合わせでも発芽個体を得た。ただし、発芽個体数はいずれの組み合わせでも少なかった。 2.エゾリンドウ3個体(W6、W11、B15)の各個体3個の茎頂培養を行い、B15の1茎頂より無菌培養個体を得た。また、前年度、茎頂培養により無菌植物体を得たB201は、マルチプルシュート、さらに、節培養により増殖個体を得た。約500個体を04年1月16日にセルトレイに移植した。さらに、前年度、セルトレイに移植したB1のクローン苗は、03年6月4日に圃場に定植した。次年度、花色などの変異の有無を確認する。なお、本課題はさらに3年間継続実施する。
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研究対象 |
りんどう
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戦略 |
作物育種、先端
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専門 |
育種
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部門 |
花き
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カテゴリ |
育種
クローン苗
栽培技術
品種
りんどう
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