寒地における飼料イネの特性評価と栽培管理技術の開発

課題名 寒地における飼料イネの特性評価と栽培管理技術の開発
研究機関名 北海道立中央農業試験場
研究分担 生産・水田農業
研究期間 新H15~17
年度 2003
摘要 目的: 高乾物生産能力をもつ寒地イネ品種を選択し、飼料成分および消化性などの特性評価を行うとともに、湛水直播栽培における肥培管理技術を確立する。成果:(1)平成15年は冷害年のため、多肥による全乾物重の増収効果は9品種平均で20%であった。  (2)TDN含有率は、穂で70%、茎葉で50%で、品種間差異は小さかった。(3)TDN含有率は総繊維、低消化性繊維および灰分の含有率と負の相関関係があり、高消化性繊維と細胞内容物の含有率とは正の相関関係があった。また、穂の総繊維、低消化性繊維、粗灰分の含有率および茎葉の高消化性繊維、細胞内容物、粗灰分の含有率において品種間差異がみられた。(4)TDN収量は、直播栽培の多肥区で最も高い「札系02074」が819kg/10a 、同区の9品種平均で724kg/10aであった。(5)全TDN収量に占める穂の比率は品種平均で53%であった。 (6)刈り取り残部にあたる地際より0~5、5~10、10~15cmの茎葉部が全乾物重に占める割合は、品種平均でそれぞれ7.6%、6.3%、5.9%であった。
研究対象 水稲
戦略 土地利用型農業
専門 栽培生理
部門 水稲
カテゴリ 寒地 栽培技術 直播栽培 水稲 凍害 肥培管理 品種

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