課題名 |
革新的農業技術導入促進事業 -北見・遠紋地区におけるてんさいの低収・低糖分の要因解明と改善対策- |
研究機関名 |
北海道立北見農業試験場
|
研究分担 |
技術体系化チーム
|
研究期間 |
継H15~17 |
年度 |
2003 |
摘要 |
目的:北見・遠紋地区でのてんさいの低収・低糖分について要因解明を進めるとともに、そう根病抵抗性品種の導入・排水性改善技術の効果等を実証し、改善対策を講じる。成績の概要: (a)実態調査と要因解明;てんさい黄化症状の発生ほ場割合は、約40%~約90%であった。北見・遠紋地区においてエライザ検定でそう根病の発生が認められたほ場は28筆、干湿害による黄化症状は5筆(b)現地実証試験;そう根病抵抗性品種は、罹病性品種の収量性とSPAD値から、発生程度は端野町少~中発生、湧別町極微と思われた。端野は抵抗性品種の優位性は明らかで、糖量、粗収益も向上した。そう根病は今年のような高糖分年には夏季から秋季の低温で被害はかなり軽減。プラウ式有材心土改良耕施工後の土壌断面は、深さ30~60cmに幅8~10cmの切断溝が掘削され、ここにバーク堆肥が充填されていた。資材充填部とその付近の土壌硬度は4~8mm程度で気相も高く、心土に比べて膨軟。広幅型心土破砕施工後の土壌断面は深さ30~50cmに幅4cmの切断溝が掘削。
|
研究対象 |
てん菜
|
戦略 |
土地利用型農業
|
専門 |
栽培生理
|
部門 |
てん菜
|
カテゴリ |
黄化症状
湿害
抵抗性品種
てんさい
排水性
品種
|