課題名 |
夕どり収穫方法を活用したホウレンソウ等の硝酸塩濃度低減化 |
研究機関名 |
北海道立花・野菜技術センター
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研究分担 |
園環・野菜
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研究期間 |
新H14~16 |
年度 |
2003 |
摘要 |
ホウレンソウ・コマツナ等を夕刻に収穫する技術と日射条件を組み合わせることにより、慣行の朝どり収穫に比べて硝酸塩濃度を低減させる技術開発を行う。 (1)コマツナ、ホウレンソウともに6、8月まき(7,9月収穫)で、16時に収穫したものが4、10 時収穫したものよりも硝酸塩濃度が低下した。また、収穫時が晴れの場合、曇天・雨に比べて硝酸塩濃度の低下が顕著であった。遮光処理により、硝酸塩濃度のレベルが上がった。 (2)遮光処理区では、収穫時刻の遅いもので硝酸塩濃度が高まる場合もあり、極端な遮光条件下では収穫時刻を遅くすることによって硝酸塩が低下しない可能性が考えられた。 (3)各品種とも夏まきと比べて、春まき、秋まきでは葉色が濃く、ビタミンC濃度及び乾物率が高く、硝酸塩濃度は低い傾向を示した。ビタミンC濃度では、「裕次郎」・「よかった菜」が各作期とも高く、「浜ちゃん」は低い値を示した。硝酸塩濃度では、各作期を通じて低い品種は認められなかった。
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研究対象 |
ホウレンソウ
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戦略 |
園芸
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専門 |
土壌肥料
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部門 |
野菜
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カテゴリ |
肥料
こまつな
土壌管理技術
光条件
品種
ほうれんそう
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