市場評価向上を目指した黒毛和種肥育素牛の集約放牧育成技術の確立

課題名 市場評価向上を目指した黒毛和種肥育素牛の集約放牧育成技術の確立
研究機関名 青森県農林総合研究センター畜産試験場
研究分担 家畜部肉牛担当
研究期間 完H11~15
年度 2003
摘要 目的:放牧育成期間中の肥育素牛の舎飼い並の増体量確保と退牧後市場出荷までの舎飼い期間における転作田産粗飼料を利用した合理的飼料給与法を組み合わせた放牧主体肥育素牛育成システムを開発するとともに、放牧主体肥育素牛の肥育特性を明らかにし、当育成システムによる経営的優位性を明らかにする。 計画:青森東部肉用牛繁殖地帯における肥育素牛育成システムの現地実証、放牧飼養主体による肥育素牛育成システムの経営経済評価(13~15年) 期待される成果:放牧育成肥育素牛の市場評価向上による農家所得の向上。転作田利用による良質粗飼料の生産・確保。 得られた成果:肥舎飼い型と放牧型の飼養形態を比較すると、母牛1頭当たりの経費及び飼養労働時間は、放牧型が低コストで省力的であった。放牧育成肥育素牛に、体重当たり1%の別飼い飼料給与と親子輪換放牧を行ったところ、舎飼い育成並みの増体量が得られた。転作田において、小型作業機械(ミニロールベーラー、ミニラップマシン)による粗飼料生産・調製を行ったところ、機械操作が簡単で作業性も良好であった。放牧育成肥育素牛と舎飼い育成肥育素牛の肥育成績を比較したところ、発育及び枝肉成績に有意な差は認められなかった。 成果の受け渡し先:場報告及び県の普及奨励参考資料として掲載し、普及に移す。 残された問題点等:放牧育成環境が肥育成績に及ぼす影響の解明。
研究対象 肉用牛
戦略 畜産
専門 飼養管理
部門
カテゴリ 経営管理 飼育技術 出荷調整 低コスト 肉牛 にら 繁殖性改善

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